わたしの中に、すでにあった“禅”

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こんにちは。
突然ですが、あなたは1日に何回、深呼吸していますか?

私は結婚してからというもの、毎日バタバタと動き回る日々。
子育て、毎日の家事、学校行事や習い事、慣れてきたと思ったら新天地へお引っ越しと…。

ふと気づくと、自分の“心の声”を聴く時間なんて、ほとんど持てていませんでした。

けれど、そんな私にも――
ほんのひととき、自分に戻る時間があったんです。

朝の仏壇と、ヨガの時間

うちでは、夫の実家からお位牌を分けてもらって、毎朝仏壇に手を合わせる習慣があります。
手を合わせて目を閉じるその数秒間‥
静けさの中に、自分の呼吸がすっと戻ってくる。

『あれ?これ、同じ感覚かも?』

そしてある日、ふと思ったんです。
以前通っていたヨガやピラティスで感じていたあの「心と体が一つになる感覚」と、朝のこの時間がどこか似ているって。

“いま、ここ”にいる

ただそれだけで、心が静かになる。

いつしか私は息抜きに、部屋の雑音を消して、アロマを焚いて、
癒しの音楽をかけながら深呼吸する時間をつくるようになりました。

最初は1分だけ。
それでも不思議と、心が少しずつほぐれていく。

そうやって「自分の内側と向き合う時間」を日々の中で持つようになったころ、
という言葉に出会いました。

禅とは、特別なことじゃなかった

禅って、修行僧が座禅を組んでいるような特別な世界だと思っていました。
でも実際は、もっと日常の中にあるものだったんです。

禅は、いまここにいる自分を大切にすること。
小さな所作を丁寧に行い、試練すらも受け止めていくこと。
本来の自分に立ち返るための“気づき”の習慣。

──それを知ったとき、私はふと感じました。
『わたし、知らないうちに禅をやっていたんだ…』と。

何度も転勤して、慣れない土地で子育てして、泣きたくなる日もあった。
だけど、いつも立ち止まっては呼吸に戻ることで、前に進んできた。

それってまさに、禅が教えてくれるありのままの自分に戻ることだったんです。

がんばらなくても、大丈夫

もし今、なんとなく心が落ち着かないと感じていたら、
深呼吸をひとつ、してみてください。

たった1分でも、ゆっくり呼吸に意識を向けるだけで
心が、静かに整っていくのを感じるはずです。

その時に私はいつも『大丈夫、すべてはうまくいく。』と心の中で唱えます。
声に出して唱えてもいいですね。

私もまだまだ途中の人間だけど、
それでもこの「暮らしの中の禅」に出会えたことで、毎日がちょっとずつ優しくなりました。

あなたも、今日から。
ひと呼吸の禅、始めてみてはいかがでしょうか。

おわりに

禅について調べれば調べるほど、その奥深さに驚かされることがあります。
禅は単なる瞑想や宗教的な修行だけでなく、日常生活における心のあり方や、
物事の本質を見抜くための知恵をしることができます。
禅の教えが現代社会にも通じるものがあることに気づかされました。

私の体験が誰かのお役に立てれば幸いです🕊️
最後までお読みいただきありがとうございました。

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